さて、文房具のブログを書くということでこれをご紹介しないはずがない!ということで今回はPentelの “SMASH” をご紹介します!
仕様
スマッシュは1986年に発売された超ロングセラー商品です!
元々は製図用シャープのグラフギア1000を一般向け仕様に作成したシャーペンだそうです。
1987年にはグッドデザイン賞を受賞!
2013年にはアマゾンの文房具売上ランキング1位を取るというすごいヤツです。
基本は0.5mm芯のシャーペンで基本カラーは黒のみですが、数々のコラボ限定カラーを出しており、その価値は元値の何倍にもなっており、ファンの多さが伺えますね。
某人気YouTuberが紹介した影響もありそうです。
スマッシュ沼にはまるとお金がいくらあっても足りなそうですね…
デザイン
今回はこのスマッシュをじっくり見ていきましょう!
まずはノック部分
特徴的な蛇腹式です!
さすがに蛇腹がノック機構そのものになっているわけではないですが、他のペンでは見たことないですね!
黒地に赤い印字
ボディは独特な輝きがあります。
芯硬度が分かる窓
良い
そしてなんといっても特徴的なのはこのペン先とグリップですね!
なんとペン先とグリップが一体化したデザインになっています!
マットブラックな質感も最高にクールで魅力がここに集約されている気がします!
グリップは謎の柔らかい■
無限プチプチのような中毒性がありますね…
外してみました。
ペン先部分のパーツが一体成型になっていることが良く分かります。
硬度表示窓はここで切り替え可能
よく見ると奥が多角形になっており、表示がずれないようになっているあたりにこだわりを感じます。
書き味
ペン先にスリーブがある製図用タイプなので、細かい場所や定規で線を引くときなど特に強い感じです。
やや低重心なので安定感もあり、非常に書きやすいですね。
しかしここで一つ疑問が生まれます…
ペン先パーツが大きい分、芯が少なくなった時に取り出すのめんどくさいのでは…?
たまにありますよね。残芯が少なくなった時にペン先の微妙な隙間に残ってしまって分解しないと取れないやつ。
テストの時は新しい芯を補充したものです。
ということで最後まで出し切って検証してみました!
出し切れるし次の芯も出てくる!!
これは素晴らしい。
余談
このスマッシュですが、どこかで「ペン回しがやりやすい!」みたいなうたい文句を見た気がするんですが、本当のペン回しのプロがはっきり言います。
決して回しやすくはありません!
別に回しにくいわけではないですが、どちらかというと回してはいけない部類のペンです。
ペン先のスリーブが常に出ているタイプなので、落とした際にスリーブが曲がるor折れて使えなくなる可能性が高いです。
これでペン回しはしない方が懸命ですのでお気をつけください。
とか言いつつ恒例の回しGIFは貼っておきます。良い子は真似しない。
まとめ
男子心をくすぐるクールなデザインのシャーペンです。
機能も製図用というだけあり、非常に書きやすいものとなっています。
シャーペンにしては多少値がはりますが、文房具好きは一本持っておくといいかも。
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